ヨブ記は成立年代が最も古い書簡であり、モーセ(律法授与)以前のいわゆる族長時代を取りあげている

ヨブ記はモーセ五書(イスラエルの歴史)とは明らかに性格が異なる

なぜこんなにも早い時代に、いわば人類史の始まりにこの書簡が成立したのか

神様は予め以下のことを人に理解できるように意図されていたのではないだろうか?

◎ヨブ記の目的

正しい人間にも起こりうる悪、世の不可思議への理解

その理解と対処法

結論、なおも神は信頼すべき方であるということ

ヨブは全く善良な人物だったが、もっていた全てを失った。

子どもたちの命も…。

苦痛で惨めな酷い姿になった。身内はもちろん、妻や信頼していた友人たちにまで嘲られ責められた。ヨブは悔い改めを勧められた

究極的な試練だ

彼は至高の試練を受け、そして神により立ち上がった。ある意味、試練のアダム的な〝型〟だと言える。

神は彼を祝福した

その後、現代に至るまで、この真理は変わらない。

ヨブ以降も人類の歴史は不法が繰り返される。まるで神がいないかのように、無関心かのように、事が起こる。サタンは動き、罪は支配する。サタンが勝利したように思える事象に満ちることもある。

だが、どうであろうか。

神様は今も生きている。栄光の輝きをまとって…

全てのことは神の主権の中で動いている。ー神が許可されたのだー

そのことを心から受け入れられる時に、私たちは全てに感謝できる

〝全て〟とは、私たちから見て、良いことも、悪いことも…。

私たちが信仰によって、なおも神を讃え感謝していく時

奇跡は起こるのであろう。

その意味で、神の言葉、これを握ることは力となる

見よ。神が私を殺しても、私は神を待ち望み、なおも、私の道を神の前に主張しよう。《ヨブ13:15》

ヨブは死するともなおも神に期待していた。

神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。《ローマ8:28》
イスラエルの歴史とは別に、このように準備されていたことは、神様が全人類に向かってどんな悪や不幸がおこってもなおも神を信頼することを、全ては益となり神の御業が起こることを教えてくださっていた気がした。実に神は恵み深い。ハレルヤ!