証し

証し④聖霊のバプテスマを受ける背景ー祖母と北信カルバリー教会に行くー

いよいよ教育実習の日がやってきました。教会生活がハードだったので(当時のヨハン早稲田キリスト教会は既に度を越し始めていた)、時間がなくて証明写真も当日撮った記憶があります。教育実習生は現役で大学にはいった後輩たち3人と私とで4人でした。
私は長い期間祈って備えてきました。
初日の朝、教育実習生は全校生徒の前で挨拶をすることになりました。1000人くらいいます。
私の番になりました。
自分の名前と担当教科を話します。さらに私はというと、…
「私は担当科目は地理歴史ですが、みなさんに聖書も教えようと思います。ぜひ私に聞いてください」と大真面目で話しました。すると、会場から笑い声があがりました。
どうして笑うのかなと一瞬思いましたが、学生の立場からすればそうだと思います。〝変な奴が来たぞ〟と。…しかし、私はかなり大胆でした。

教育実習が始まりました。予想通りとても忙しくて寝る時間が少なくなりました。
教育実習は2週間ありますから、日曜日を挟みます。私は三本松先生が所属する教会に行くことにしました。その教会は南福島にあり、〝北信カルバリー教会〟と言いました。
私はまだ元気だった祖母(当時82歳)を連れて行きました。祖母にとっては初めての教会です。
二人でローカルなバスに乗り15分で二本松駅へ、そこから電車で25分かけて福島駅、さらに5分かけて南福島駅へ。長旅です。南ふ駅には教会の車が迎えに来てくださいました。

教会に着き、礼拝堂に入りました。
三本松先生が賛美リーダーでした。「心に感謝をもちながら主の庭に入ろう」という讃美歌が今も鮮明に覚えています。
祖母と一緒に教会にいることがなんとも嬉しかったです。
メッセージが終わり献金の時間になり、献金袋が回ってきました。
私は「入れなくてもいいんだよ」と祖母に言いましたが、祖母は千円札を一枚、献金袋に入れました。それもよく覚えています。この貧しき祖母の献金が神の前で覚えられるように、そう思いました。
そして教会でみんなでご飯を食べて、駅まで送って頂きました。
このようにして私は祖母と初めて教会に行くことができました。
そのあとの人生を振り返ってもこの時ほど祖母と二人きりで過ごした時間はないと思います。

これが最初で最後の祖母の日曜礼拝となりました。

私の高校生時代、全校生徒1000人に対してクリスチャンは10人未満でした。そのくらい少なかった。
そういうわけで、私はあなたに思い起こしてほしいのです。私の按手によってあなたのうちに与えられた神の賜物を、再び燃え立たせてください。Ⅱテモテ1:6